この記事は広告を含みます
【FX1分足ブレイクアウト】実戦レポート USD/JPY ’24 8月30日
この記事は【FX1分足ブレイクアウト】手法の実践レポートです。
今回は4時間足でチャートパターン「上昇型ウェッジ」をブレイクしてからの押し目トレードを紹介します。
上昇型ウェッジは上にブレイクしましたが、上位足のトレンドは下方向にあり、押し戻されていました。
ここからは環境認識的には上を狙いたいところですが、長期足は下トレンドと判断に迷う場面です。
月末リバランスの不規則な動きも考慮して、リスクを抑えたトレードを心掛けました。
えむた
FX歴は16年以上になります。
主にスイングやリピートトレードで利益を積み重ねています。
昨年よりデイトレードを攻略するため検証を繰り返し、ようやく手法の形として実戦で使えるようになりました。
2024年3月より、本口座にて実証しています。
FX1分足ブレイクアウト(今までの記事一覧)
手法の基本ルール - 手法の基本ルールを紹介
チャート分析 - チャートの環境認識が勝利への第一歩
ラインの引き方 - この手法で戦うためのラインの引き方
セットアップ - エントリーするための条件確認
水平線突破の判断 - ライン際の攻防を1分足で見る
突破後のエントリー - ブレイクアウト後のエントリー判断方法
押し目・戻り目の形 - 信頼度の高い押し目買い・戻り売りとは
利確と損切り① - スプレッドと損切の位置
利確と損切り② - チャート信頼度と利確の位置
ロット数と資金管理 - エントリーするロット数の管理方法
FXと時間(タイムスケジュール) - FXで取引すべき時間帯とは?
投資家心理で考えるFX
チャートを動かすもの
チャートの形を知る
レポート02 EUR/JPY 24′ 8月12日 レジスタンスブレイクからの押し目買い
レポート03 EUR/JPY 24’ 8月14日 米CPI発表後のブレイクを押し目買い
レポート04 USD/JPY 24′ 8月15日 米小売売上高発表後のブレイクを押し目買い
レポート05 USD/JPY 24’ 8月21日 長期下目線の戻りを15分足で戻り売り
レポート06 USD/JPY 24′ 8月23日 パウエル砲炸裂!急落局面の戻り売り
レポート07 USD/JPY 24′ 8月27日 下落型フラッグ完成からの戻り売り
レポート08 USD/JPY 24′ 8月30日 下落型ウェッジ完成からの押し目買い
チャート分析
4時間足チャート
4時間足チャートでは上昇型ウェッジのチャートパターン(青の網掛け)を作っていました。
ウェッジの底付近で右足上がりのダブルボトムを組んで、トレンドラインを突破して、さらにネックラインも上に抜いてきています。
しかしその後大きくもどされました。
まだ4時間足では下落トレンドは継続中ですが、反発上昇の形が見えてきています。
1時間足チャート
1時間足ではトレンドライン突破後の押しがトレンドをつけています(緑の矢印)。
ちょうど4時間足の20EMA相当の移動平均線で下ヒゲを残し反発しています。
これはグランビルの法則の買いのポイントです。
しかしトレンドの形がいびつで、まだ下落余地があったため様子見していました。
もう少しいい形の押し目が出ているなら、❶の水平線で押し目買いを狙えそうですが、今回はスルーしました。
勝負する水平線はウェッジをブレイクした後の高値のラインに設定しました。
1分足チャート
勝負する水平線は米PCEデフレーター発表の後でブレイクしました。
指標の結果は予想通りですがジワジワとドル買いが進みブレイクした感じです。
ブレイクして約20pipsほど高値を更新して、押し目を作り始めました。
エントリー
1分足チャート
上図はエントリーした時のチャートです。
押し目はレジスタンスライン下に潜り込んでしまいましたが、ダブルボトムをつけて反発しトレンドラインを抜けてきたので、買いでエントリーしました。
エントリー時点ではまだレジスタンスの下にありましたが、きれいな形の押し目をつけたので、ちょっとビビりながらエントリーです。
エントリー後の動き
利確と損切の位置
長期足は下落トレンド中のため、売り勢力も強いと感じ利確位置はなるべく近くに設定しました。
利確①は損切位置と同じpips数(リスクリワード1:1)になるようにし、利確②は押し目の高値の下に設定しています。
利益確定と微益撤退
少しもみ合いましたが、何とか利確①まで到達しました。
この時点で損切を建値に移動して、勝ちを確定させます。
ここからはダラダラと上がったり下がったりして反転のチャートパターン(ダブルトップ)をつけてきたので、ダブルトップ下に損切を移動しました。
2分後にあえなく約定し、微益で撤退しました。
トレード動画
トレード動画をアップしていますので、チャートの動きを確認してください。
まとめ
前回に引き続いて、利益を伸ばすポジションが刈られてしまいました。
これに関しては仕方がないとあきらめています。
勝ちを優先するポジションと損切位置の移動で、負けを防いでいますから…
どこまで伸びるかはチャート次第であり、条件があれば大きく取れることもあります。
FXは予測通りにいかない場合がよくあります
勝ちにこだわるポジションと利益にこだわるポジションの2つでバランスの良いトレードを目指しています