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【FX1分足ブレイクアウト】実戦レポート USD/JPY ’24 8月27日
この記事は【FX1分足ブレイクアウト】手法の実践レポートです。
今回はチャートパターン「フラッグ」からの下落の戻り売りトレードを紹介します。
ドル円は中期的に下落トレンドでしたが、価格が反発上昇中でした。
1時間足や15分足ではわかりやすいほどキレイなフラッグが出来ています。
1分足トレードではチャートパターンができたと言って、すぐにエントリーしません。
まずは売買の均衡が崩れるポイント(水平線)を見つけることから始めます。
えむた
FX歴は16年以上になります。
主にスイングやリピートトレードで利益を積み重ねています。
昨年よりデイトレードを攻略するため検証を繰り返し、ようやく手法の形として実戦で使えるようになりました。
2024年3月より、本口座にて実証しています。
FX1分足ブレイクアウト(今までの記事一覧)
手法の基本ルール - 手法の基本ルールを紹介
チャート分析 - チャートの環境認識が勝利への第一歩
ラインの引き方 - この手法で戦うためのラインの引き方
セットアップ - エントリーするための条件確認
水平線突破の判断 - ライン際の攻防を1分足で見る
突破後のエントリー - ブレイクアウト後のエントリー判断方法
押し目・戻り目の形 - 信頼度の高い押し目買い・戻り売りとは
利確と損切り① - スプレッドと損切の位置
利確と損切り② - チャート信頼度と利確の位置
ロット数と資金管理 - エントリーするロット数の管理方法
FXと時間(タイムスケジュール) - FXで取引すべき時間帯とは?
投資家心理で考えるFX
チャートを動かすもの
チャートの形を知る
レポート02 EUR/JPY 24′ 8月12日 レジスタンスブレイクからの押し目買い
レポート03 EUR/JPY 24’ 8月14日 米CPI発表後のブレイクを押し目買い
レポート04 USD/JPY 24′ 8月15日 米小売売上高発表後のブレイクを押し目買い
レポート05 USD/JPY 24’ 8月21日 長期下目線の戻りを15分足で戻り売り
レポート06 USD/JPY 24′ 8月23日 パウエル砲炸裂!急落局面の戻り売り
レポート07 USD/JPY 24′ 8月27日 下落型フラッグ完成からの戻り売り
レポート08 USD/JPY 24′ 8月30日 下落型ウェッジ完成からの押し目買い
チャート分析
4時間足・1時間足チャート
4時間足は下落トレンド中で、ウェッジのチャートパタンで底のラインから反発中!
この反発を1時間足で確認すると、きれいなフラッグのチャートパターンを組んでいます。
5波動を終えてフラッグを下に割り込んできました。
15分足チャート
今回の勝負の水平線は、フラッグ内の直近安値を狙いました。
このポイントを下抜けてくるなら、トレンド転換の可能性が高いと判断しました。
斜め線(トレンドライン)抜けでのブレイクの判断は正直あてにならないことが多く、抜けたと思っても戻ってくることが多いので、この手法ではあくまでも水平線突破での判断を基本としています。
上のチャートはXにポストしたトレーディングの予想図です。
実際のチャートでもフラッグを下抜けして、さらに勝負の水平線(サポートライン)もした抜けてきました。
1分足に切り替えて、エントリーの準備です。
エントリー
1分足チャート
1分足はサポートラインを17pipsほど突破して、戻りをつけ始めました。
戻りはトレンドをつけながら、サポートラインの少し上まで戻してから反転し、トレンドラインをブレイクしてきました。
きれいな形の戻りだったので、迷わずにエントリーします。
エントリー後の動き
利確と損切の位置
今回は下落トレンド中のフラッグからの下落だったので、少し利確を欲張りました。
利確①は戻り目の安値、利確②はフラッグのトレンドライン上の安値の少し上に設定しています。
損切は戻り目の高値少し上です。
利益確定と微益撤退
エントリーしてすぐに勢いよく下落して、利確①まで到達しました。
この時点で損切の位置を建値に移動して、勝ちを確定させます。
その後も少しもみ合いながら、下落していきました。
下にトレンド(緑の矢印)をつけたので、損切の位置をトレンドの高値の少し上に移動しています。
フラッグの50%戻しのラインで反発してしまい、損切ラインにかかってしまい微益で撤退になってしまいました。
利確ラインまで約4pipsでしたが、届きませんでした。
利確する位置の判断は、長期チャートの形や抵抗線の位置そして1分足の形で判断していますが、うまくいかない事も多いですね。
1分足のトレードは、少しの戻しで利益を飛ばしてしまいます
トレード動画
トレード動画をアップしていますので、チャートの動きを確認してください。
まとめ
チャートパターンから狙う時も、まずは売り買いの転換点となる水平線を探します。
水平線を発見したら、ブレイクから押し目買い・戻り売りをねらいます。
水平線を発見してトレードする最大の利点は、損切の位置を最短にできることです。
損切の距離が短ければ、ロット数を大きく勝負することができます。
デメリットは損切貧乏になりやすいことですね…
これは1分足のチャートの経験値を上げることで、確実にうまくなってきます。
損切を抑えるには1分足でのエントリータイミングの精度を上げることが必須です。
押し戻りの大きさ・角度、トレンドの形などを感じ取ってください。
1分足のスピードに慣れることも必要です。