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【FX1分足ブレイクアウト】実戦レポート EUR/JPY ’24 8月14日
この記事は【FX1分足ブレイクアウト】手法の実践レポートです。
今回のトレードは経済指標発表後のブレイクアウトを利用したトレードです。
ニューヨークタイムにアメリカの消費者物価指数(CPI)の発表がありました。
アメリカの景気動向と利下げへの思惑から、非常に注目を集めている指標です。
経済指標トレードはブレイクアウトの手法では、よく使われます。
注目度や動き出しの時間がはっきりとしているので、トレードしやすいのです。
もちろん予測して先に仕込んでおいたりはしません。
発表後のブレイクを見て、1分足で押し戻りを取るだけです。
えむた
FX歴は16年以上になります。
主にスイングやリピートトレードで利益を積み重ねています。
昨年よりデイトレードを攻略するため検証を繰り返し、ようやく手法の形として実戦で使えるようになりました。
2024年3月より、本口座にて実証しています。
FX1分足ブレイクアウト(今までの記事一覧)
手法の基本ルール - 手法の基本ルールを紹介
チャート分析 - チャートの環境認識が勝利への第一歩
ラインの引き方 - この手法で戦うためのラインの引き方
セットアップ - エントリーするための条件確認
水平線突破の判断 - ライン際の攻防を1分足で見る
突破後のエントリー - ブレイクアウト後のエントリー判断方法
押し目・戻り目の形 - 信頼度の高い押し目買い・戻り売りとは
利確と損切り① - スプレッドと損切の位置
利確と損切り② - チャート信頼度と利確の位置
ロット数と資金管理 - エントリーするロット数の管理方法
FXと時間(タイムスケジュール) - FXで取引すべき時間帯とは?
投資家心理で考えるFX
チャートを動かすもの
チャートの形を知る
レポート02 EUR/JPY 24′ 8月12日 レジスタンスブレイクからの押し目買い
レポート03 EUR/JPY 24’ 8月14日 米CPI発表後のブレイクを押し目買い
レポート04 USD/JPY 24′ 8月15日 米小売売上高発表後のブレイクを押し目買い
レポート05 USD/JPY 24’ 8月21日 長期下目線の戻りを15分足で戻り売り
レポート06 USD/JPY 24′ 8月23日 パウエル砲炸裂!急落局面の戻り売り
レポート07 USD/JPY 24′ 8月27日 下落型フラッグ完成からの戻り売り
レポート08 USD/JPY 24′ 8月30日 下落型ウェッジ完成からの押し目買い
チャート分析
4時間足チャート
4時間足は下落トレンドから反発中!
しかし反発の勢いが次第に弱くなり、トレンドの角度が少しづつ鈍角になっている。
レジスタンスラインや4時間足の下落トレンドラインに頭を押さえられて、上昇圧力がなくなってきています。
1時間足チャート
1時間足は直近ではレンジの動き(赤の網掛け)、夕方4時くらいにブレイクの動きがあったが、指標発表前にはブレイクしたライン付近まで戻されている。
目線は長期は下目線、中期はやや上目線ではっきりとしない形です。
この形から下に抜けると、大きく下落するパターンですね。
しかしアメリカの経済指標発表後は再度レジスタンスラインを抜けてきました。
1分足チャート
レジスタンスラインを再度大きく突破し、4時にブレイクした高値をやや超えてきました。
やや抜けは甘いですが、押し目買いの効くパターンです。
環境認識的には頭の重い展開になりそうですが、リスクをおさえてエントリーします。
押し目買いの効きやすい形
一度レジスタンスラインを突破してある程度の上昇をつけた後、レジスタンスライン内に潜りこんでしまう場合があります。
この場合は再度レジスタンスラインを突破して、前回高値を超えてくると押し目買いが効きやすくなります。
ただし前回高値の抜けが甘い場合はダブルトップを作って下落する可能性もあります。
ちなみにこの形は戻り売りでも有効です。
レジスタンスラインを抜けたら、1分足をみてエントリーするかどうかを確認します
環境認識は利確の位置を決める際に利用します
エントリー後の動き
押し目がトレンドをつけてから、レジスタンスラインまでに一気に上昇して押し目のトレンドラインをブレイクしてきました。
トレンドラインへの反応はなかったですが、大きな陽線での突破になったので確定足でエントリーしました。
動きが急だったので、予定の位置よりもエントリーポイントが上になってしまいました。
利確と損切の位置
損切は押し目の安値下に置き、利確は実体足の高値と、ヒゲ先の高値下に置きました。
リスクリワードは両方とも利確できれば、約1.1になります。
利益確定
価格は揉みあいながら少しづつ上昇して、無事に利確のポイントまで到達しました。
この後高値を更新しながら15pipsほど上昇しましたが、その後で流れが変わり、最終的にはレジスタンスライン下まで下落しました。
短期トレードだからこそ利益を抜けたトレードです。
エントリーポイントは予想した位置より悪くなりがちです
リスクの高いトレードをする場合はリスクリワードで利確位置を判断せず、勝ちにこだわったトレードをします
トレード動画
トレード動画をアップしていますので、チャートの動きを確認してください。
まとめ
今回もリスクは高めのトレードになりましたが、押し目の取りやすい形で1分足の押し目の形がきれいで角度がよかったのでトレードはしやすかったです。
ただし、トレンドラインの突破が一瞬だったので、エントリーポイントが予想よりも高い位置になり、リスクリワードはよくありませんでした。
注目指標の後だったのでスプレッドも開きやすく、トレード環境も今一つでした。
指標トレードは【FX1分足ブレイクアウト】では成功率は高めです。
トレーダー注目の指標があるときは、ぜひチャレンジしてみてください!
ただし、動きが通常よりも早く、大きく動いたときは押し戻りが50pipsを超えることがあるため、ロット計算など注意が必要です。
ぜひ注目指標ごのブレイクアウトの押し戻りを狙って、トレードしてみてください
直近の動きに惑わされず、冷静に対処すればうまくいきます!