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【FX1分足ブレイクアウト】実戦レポート EUR/JPY ’24 8月12日
この記事は【FX1分足ブレイクアウト】手法の実践レポートです。
今回はEUR/JPYのレジスタンスブレイクからの押し目買いトレードを紹介します。
実は今回のトレードは予定通りにトレードできていません。
長期足が下落トレンドを作る中で、1時間足で買い方向にトレードしたため、価格が思ったほど伸びませんでした。
リスクを抑えてトレードする場合は、守りのトレードに徹します!
えむた
FX歴は16年以上になります。
主にスイングやリピートトレードで利益を積み重ねています。
昨年よりデイトレードを攻略するため検証を繰り返し、ようやく手法の形として実戦で使えるようになりました。
2024年3月より、本口座にて実証しています。
FX1分足ブレイクアウト(今までの記事一覧)
手法の基本ルール - 手法の基本ルールを紹介
チャート分析 - チャートの環境認識が勝利への第一歩
ラインの引き方 - この手法で戦うためのラインの引き方
セットアップ - エントリーするための条件確認
水平線突破の判断 - ライン際の攻防を1分足で見る
突破後のエントリー - ブレイクアウト後のエントリー判断方法
押し目・戻り目の形 - 信頼度の高い押し目買い・戻り売りとは
利確と損切り① - スプレッドと損切の位置
利確と損切り② - チャート信頼度と利確の位置
ロット数と資金管理 - エントリーするロット数の管理方法
FXと時間(タイムスケジュール) - FXで取引すべき時間帯とは?
投資家心理で考えるFX
チャートを動かすもの
チャートの形を知る
レポート02 EUR/JPY 24′ 8月12日 レジスタンスブレイクからの押し目買い
レポート03 EUR/JPY 24’ 8月14日 米CPI発表後のブレイクを押し目買い
レポート04 USD/JPY 24′ 8月15日 米小売売上高発表後のブレイクを押し目買い
レポート05 USD/JPY 24’ 8月21日 長期下目線の戻りを15分足で戻り売り
レポート06 USD/JPY 24′ 8月23日 パウエル砲炸裂!急落局面の戻り売り
レポート07 USD/JPY 24′ 8月27日 下落型フラッグ完成からの戻り売り
レポート08 USD/JPY 24′ 8月30日 下落型ウェッジ完成からの押し目買い
チャート分析
4時間足チャート
4時間足のチャートは下落トレンドですが、1時間足では価格が反発して上にトレンドをつけに来ています。
2回価格を跳ね返しているレジスタンスライン(オレンジのライン)をブレイクしてきました。
日足・4時間足は下目線、1時間足は上目線で、ブレイクした次の抵抗ラインは近くにはありますが(約60pips)、エントリーできそうな隙間はあります。
1時間足チャート
1時間足では、レジスタンスラインから一気に約50pips上昇して押しを作り始めました。
エントリーを検討するには十分な幅をブレイクしています。
【FX1分足ブレイクアウト】ではブレイクした方向についていくため、環境的に不利でもラインブレイクしたらエントリー準備に入ります。
ただしエントリーするかどうかは、1分足の形をみて決めます。
1分足チャート
1分足チャートで押し目を観察します。
トレンドをつけながらきれいな押しが出来たので、トレンドライン抜けからエントリー準備に入りましたが、突破したレジスタンスラインまで戻ってきてしまいました。
ここでレジサポ転換できるなら価格は伸びそうですが、環境からリスクも高そうです。
上記の左図の段階で下値を探らずに、トレンドラインを抜けてくるなら右図の位置で分割エントリーをすることにしました。
エントリー準備として、買いエントリーの位置と利確・損切の位置を考えておきます。
上位足のトレンドと反対方向に入るため、リスクを抑えたエントリーを計画します。
現在の1分足の押し目にフィボナッチリトレースメントを当て、50~61.8%のゾーンを利確の候補としました。
損切は押し目の最安値です。
リスクが取れると感じたら、ロットを増やして利確位置も伸ばします!
逆にリスクが大きいと思ったら、ロットを減らして利確位置も勝ち優先で選択します
エントリー後の動き
その後1分足はレジスタンスラインを再度突破して、トレンドラインをブレイクしました。
トレンドライン抜けと、押し目の直近高値抜けで買いエントリーします。
エントリー①は1分の確定足を待ってから、エントリー②は高値の水平線抜けでエントリーしました。
スプレッドとチャートの動きから予定よりも上の位置でのエントリーとなりリスクリワードは1を割ってしまいました。
しばらくは揉み続けていましたが上に向かい始めたので、❶の確定足で損切位置を上に移動しました。
損切を近づけた理由は上昇トレンドが出来たので、安値下に損切を再設定したからです。
1分足であまり損切をいじるのはよくないのですが、今回のトレードはリスクをおさえるために早めに移動しました。
そのあと価格はさらに上昇しFibo50の利確ポイント❷に無事到着しました。
この時点で残りのポジションの損切位置を建値に移動して、勝ちを確定させました。
残りのポジションはFibo61.8の位置に利確を置いていましたが、届きそうで届きません。
揉み始めてダブルトップの形を作ったので、手動で利確しました。
相場が反転しそうだと感じたなら、ポジションを一部閉じたり撤退するのもアリです
実際この後価格は下落してこのブレイクアウトは失敗に終わりました
トレード動画
トレード動画をアップしていますので、チャートの動きを確認してください。
トレード動画で見てもらいたいのは1分足の形です
エントリー位置や利確位置なども参考にしてください
まとめ
この手法ではブレイクアウトの優位性を利用してエントリーするために、環境認識でリスクが高い状態でもエントリー準備に入ります。
そのために、リスクの大きさによってロット数や利確の位置を調整しています。
リスクが高いと思ったらロット数を落として、利確位置を浅めにします。
今回のトレードのようにリスクリワードが1を切るトレードは推奨できませんが、1分足は動きが早くスプレッドの影響を受けやすいため予定通りの位置でエントリーできるとは限りません。
そういった時は、無理にリスクリワードが1以上の利確位置を探すのではなくて、あくまでもチャートの到着点として有効なものを選んでください。
今回のトレードは利確はできましたが、リスクリワードの悪いトレードでした
予定のエントリー位置で入れないことは、1分足ではよくあります