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【手動リピート系取引】初心者が資産を増やすために覚えておくこと

FXリピート系取引アイキャッチ画像

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FX(外国為替証拠金取引)は少ない資金で大きく稼ぐことのできる魅力的な投資です。

しかし一方で初心者にとってはとても難しく、危険な投資になりかねません。

専門知識を必要とし、豊富な情報と経験をもつ強豪トレーダーを出し抜いて利益を抜き取るのは、非常に難しいといえます。

確かに専門知識は経験と共に増えていくでしょう。

しかし知識のみで勝ち抜いて行けるほど、FXは甘くはありません。

実際の投資においては特に心理面の克服と資金管理が一番の課題になると言えるでしょう。

もしも画面上であなたのお金が刻々と変動していくのを見て平気でいられますか。

もしその数字が昨日より10万円増えていたら、トレードを確定させたくなりませんか?

もしその数字が昨日より20万円減っていたら、値が戻るまで待ちたくありませんか?

FXの裁量トレードは初心者の方には全くお勧めできません。

もし、初心者の方にお勧めするとしたらFXリピート系取引というやり方がよいと思います。

うーん、チャレンジしてみたいけど、なんだか危なそう

目次

FX リピート系取引のおすすめ度

おすすめ度
手軽さ綿密なトレード計画が必要です
安全性想定レンジを超えると損切を検討します
必要資金注文数が多いため、多めの資金が必要です
期待利益自分で設定する必要があります

FX リピート系取引というトレード方法

FXには様々な取引方法があります。

その中で初心者の方にはリピート系取引という手法がお勧めです。

リスクを限定しながら、心理面での負荷を少なくする手法です。

この手法はかなり以前から利用されていましたが、取引コストが安いというFXのメリットをうまく利用しています。

ではリピート系取引とは、どういったやり方なのでしょうか?

リピート系取引、初めて聞いたわ!

リピート系取引とは

FXのチャートの動きを見ると、一直線に上や下に動いているのではなく、ジグザクと上下動を繰り返しているのがわかると思います。

そこで、売りや買いの注文を戦略に合わせて、あらかじめ予約しておくのです。

等間隔で並んだ赤色の横線に売りの予約注文を入れておきます。

そして注文が約定したらその下の赤色の横線で決済(利益確定)の予約注文を入れておきます。

画像の売りの注文は緑の矢印のように決済されていきます。

そして決済されたら、決済されたのと同じ予約注文を再度入れるようにするのです。

この注文方法はIFD注文と言うやり方で、一度に予約注文と決済注文を出すことができます。

想定の範囲内でジグザグと動きつづけてくれる限り、決済した注文を入れ直すだけで次々と利益を生み出してくれます。

このチャートでは売りリピート系取引を紹介していますが、買いリピート系や両建て(売り買い)リピート系などもあります。

なるほど、チャートが上下動する特性を利用して利益を稼ぐんだね!

リピート系取引の長所

このリピート注文の長所は、最初に戦略を決めたら後は注文の入れ直しをするだけでいいということです。

どこで注文を出そうとか、どこで決済しようとか考えなくてもいいのです。

感情の入る余地のないこの方法は、まさに初心者に向いています。

また、戦略が決まりさえすれば、テクニカルやファンダメンタルなどの情報をほとんど考慮しなくてかまいません。

もちろん、大きな動きがあった場合は戦略の見直しが必要ですが、通常は気にしなくても良いですし、チャート画面を張り付いてチェックする必要もありません。

さらにリピート系取引は基本的に損切(損失を決定する決済注文)を行いません。

最初の戦略で、損切しなくて済むようにリスクをコントロールするのです。

通常のFXトレードでは悪手とされているこの方法を、リピート系取引では取り入れています。

損切ができずに悩んでいる人にはいい方法かもしれません。

これなら、ぼくにも出来そうな気がする

リピート系取引の短所

リピート系取引の短所は、常に含み損を抱えているということです。

損切しないということは、約定した注文が決済するまで持ち続けるということです。

もし、売り注文出す戦略でチャートが上昇し続けたら、売り注文が決済されずにドンドン溜まっていきます。

価格が当初想定した範囲を超えて上昇をしてしまうと、ロクに利益も出せないまま撤退、もしくは最悪の場合、強制ロスカット(証拠金が尽きてしまい、強制的にポジションを決済させられること)になります。

損をするリスクはなくならないのね

リピート系取引の種類

リピート系取引にも様々なやり方があります。

どのようなやり方があるのか、どんな特徴があるのかを見ていきましょう。

FX業者の提供するリピート系自動取引

良い点
悪い点
  • 一度設定すれば、後は勝手にやってくれる
  • 業者推奨の戦略を選ぶだけでもできる。
  • サービスの利用に手数料がかかる場合がある。
  • スワップやスプレッドが他社と比較してよくない

FXリピート取引はかなり前からある概念です。

もとはナンピンと言われる手法から始まったようですが、ナンピンはFXトレードではあまり良いトレード方法とは思われていませんでした。

それを日本で最初に自動取引に採用したのが、マネースクエアのトラリピ(トラップ&リピート)とされています。

その有効性が確認されてから、多くのFX業者が独自のリピート取引サービスを始めています。

代表的なものは以下の通りです

リピート系自動取引ができるFX業者

FX業者

サービス名

マネースクウェア

トラリピ

インヴァスト証券

トライオートFX

アイネット証券   

ループイフダン

FXブロードネット

トラッキングトレード

みんなのFX

みんなのリピート注文

これらのFX業者の提供するリピート取引は、最初に設定をしておけば自動的に再注文を行ってくれます。

つまり設定さえしておけば、後は何もしなくてよいのです。

FX業者によって設定できる内容、やり方、手数料などかなり違いがあります。

細かな設定ができるサービスもあれば、戦略のモデルを選ぶだけというものもあります。

時間がないぼくにはピッタリだね

EA(自動売買)による自動リピート系取引

良い点
悪い点
  • 業者のサービスのように手数料がかからない
  • 使用するEAプログラムによって、より細かな設定が可能になる
  • メタトレーダーを使えるFX業者でないと使えない
  • 通常はレンタルサーバーなど契約する必要があり、コストがかかる

FX業者によってはメタトレーダーというアプリに対応している業者があります。

そういった業者はメタトレーダーにEAを乗せる事で、自動売買をすることが可能です。

リピート系EAは設定が単純なため、無料・有料様々なEAが公開されています。

中にはアレンジを加えたものもあります。

国内でメタトレーダーが使えるFX業者
  • OANDAジャパン
  • 楽天証券
  • 外貨ファイネスト

なお、メタトレーダーは使えるけど、EAはできないFX業者もあるので注意してください。

自動売買かー、なんかプロっぽいよね

手動設定によるリピート系取引

良い点
悪い点
  • 専用の手数料がかからず、どのFX業者でもできるため、有利な条件を選択できる
  • スワップ(利子)やスプレット(売り買いの価格差)で有利になるので、利益的に有利
  • 自分で設定するため、設定ミスが発生する
  • 急な動きで決済が相次いだ時、自分で再注文しないといけないので、注文が間に合わない場合がある

手動設定はコストがかからず、スワップやスプレッドの一番有利な業者を選ぶことができるため、約定回数が増え、有利なスワップ(利子)で戦えます。

またリピート系取引は長期間取引を前提として損切をしないため、スワップが有利に働くのは大きな利点です。

スワップはもらうだけではなく、支払う場合の方が多いので注意が必要です

リピート系取引の種類

リピート系取引には亜種を含めて、様々なアレンジが存在します。

  • 買いリピート系
  • 売りリピート系
  • 両建てリピート系
  • ハーフ&ハーフ(両建て)
  • コアレンジリピート(両建て)
  • ダイアモンド戦略(鈴さんのトラリピでの手法)
  • グルグルトレイン(川崎ドルえもんさん考案)
  • くるくるわいど(魚屋さん考案)

基本的にどのタイプもEAで再現可能ですが、くるくるワイドだけは一部裁量トレードが入りますので再現はできないと思います。

またグルグルトレインは大体どのFX業者でも手動で再現可能ですし、羊飼いさんがEAを販売していますので自動売買も可能です。

⑥や⑦はかなりの資金量がないと再現できないので初心者にはお勧めできません。

初心者にお勧めするのは、①~⑤の基本的なリピート系取引です。

リピート系と言っても、こんなにあるんだ

まとめ

リピート系取引は取引判断が感情に流されにくく、経済的な知識を必要とせず、リスクコントロールを戦略に組み入れることができるため、初心者がFXをするには最適だと思います。

ただし、資金を失うリスクがなくなった訳ではありません。

その点に注意しながら最適な戦略を組んでいけば、投資信託やクラウドファンディングより多くの利益を見込めます。

さて、ではリピート系取引の戦略はどのように考え組み立てていくのでしょうか?

どうしたらいいの?

実際にリピート系取引に興味が出た方は、下のサイトをご覧になってください

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