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【評価】FX 初心者は絶対にやめた方がいい10個の理由

FX裁量取引アイキャッチ画像

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FX(外国為替証拠金取引)は非常に難しい投資であると同時に、手にする利益も大きな魅力的な投資です。

えむたも一攫千金に憧れてFXを始めた1人です。

ただし様々な知識や経験を必要としますので、初心者にはかなりハードルが高い投資になります。

正直に言って相当な覚悟がないと、初心者にはお勧めできません。

FXを中心に16年間投資を続けてきたえむたが、なぜ初心者がFX投資を選んではいけないのかを説明します。

FXってやっぱり難しいの?

損してる人も多いんだよね

FXで大儲けして、会社を辞めたかったんだけど…

目次

FX おすすめ度

評価メニュー
おすすめ度
手軽さ専門知識をかなり必要とします
安全性自分で設定する必要があります
必要資金少ない資金でも倍率を利かせられます
期待利益自分で設定する必要があります

FXってどういう投資なの?

まずはFXとはどんなものかを少し紹介します。

FXとは世界中の外貨を売り買いして、利益を得る投資です。

通常各国の通貨は、経済要因や投資などで日々価格が変わっています。

この価格の変動を利用して、その差益を稼ぐのです。

例えば1ドルが130円の時にドルを1万ドル買って、135円の時に売れば130万円の投資が135万円になります。

お金を儲ける男性

このようにして、外国の為替を売り買いして利益を出します。

外国為替は世界中の主要な通貨が取引可能です。

米ドル、オーストラリアドル、ユーロ、ポンド、元、スイスフランなど、普段見たことがない通貨も取引対象です。

取引通貨ペアは利用するFX業者によって変わってきますが、通常は20~30ペアぐらいで、多い業者だと100を超えます。

いろいろな通貨を売り買いして、その差益を稼ぐんだね

FXの有利なポイント

FXはほかの裁量取引の投資と比較して有利な点があります。

まずはそれを把握しておきましょう。

取引手数料が安い

FXが圧倒的に有利な点はその取引にかかる手数料の安さです。

基本取引手数料無料は当たり前ですが、FXにはスプレッドという売り買いの金額差があります。

スプレッド画像

えむたが使っている業者の場合、ドル円の売りと買いの差は通常0.002円です。

(スプレッドは固定ではなく、通貨ペアや状況により変動します)

これを銀行で両替すると、通常1円の両替手数料を取られます。

海外のFX業者と比較しても、日本の業者は圧倒的にコストが安いのです。

リバレッジを利かせられる

FXの大きな特徴のひとつがリバレッジです。

リバレッジとは「てこの原理」のことで、FXでは少額の資金でも大きな取引を行える仕組みの事です。

たとえば先ほどの例で1ドル130円で1万ドル買いましたが、その場合130万円の資金が必要です。

ですがFXの場合25分の1の資金を保証金として用意すれば取引できるので、52,000円あれば取引可能です。

海外には999分の1で取引できる業者もあります。

リバレッジがあれば、少額の資金でも大丈夫なのね

FX取引のやり方

FXを始める事自体は簡単です。

FX業者に登録したら、パソコンやスマホアプリを使って取引を開始します。

業者によりアプリの使用方法は違いますが、基本やる事は同じです。

① 取引する通貨ペアを決める

② 投資する金額を決める

③ 売るか買うかを決める

④ 決済する

これの繰り返しです。

すごく簡単ですよね。

これなら、ぼくにもできそう!

初心者はFXをやめた方がいい10個の理由

イメージ画像

FXで大金を稼いだ人の話を聞いたことがあると思います。

ブログやユーチューブ、SNSには、FXで大金を稼ぐ報告を上げる人がいっぱいいます。

昨日は100万円稼ぎましたなんてツイートなんて毎日のように見ますよね。

自分もそうなりたいと思った人は多い事でしょう。

えむたもその1人でした。

しかし、FXはそんなに甘くはありません。

その① FXで出来ることはシンプルな売り買いのみ、だから難しい

FXで出来ることは、非常にシンプルです。

投資金額を決定して売り買いを行い、決済するだけ。

たったこれだけです。

これだけなら、誰でもできます。

FX取引画面
出所 みんなのFXスマホアプリ画面

でも、どの通貨ペアを選んだらいいのでしょうか?

売りと買いはどちらを選んだらいいのでしょうか?

決済はいつすればいいのでしょうか?

この根拠が自分の中にないと、取引はただの上に行くか下に行くかを選ぶギャンブルです。

ギャンブルトレードは一時的に儲けが出ても、必ず破産します。

ギャンブルトレードは必ず破産します
破産した男性

数学理論でバルサラの破産確率というものがあります。

これは長期間投資続けた場合に、破産する確率を計算するものです。

例えばあなたのFXの勝率が50%だとします。

10万円の資金でFXを始め、根拠なくトレードするとします。

1回の勝負で5,000円の利益が出たら利確、5,000円の損失が出たら損切する決めました。

さて、あなたの破産確率はいくらでしょうか?

なんと99.8%の確率で破産します。

破産って…

その② リバレッジの魔力

先ほどFXの特徴として、少額の資金で大きな取引ができると紹介しましたね。

これが、トレーダーをギャンブルトレードに駆り立てる要因の1つであるのは、間違いありません。

たとえば、FXで大きな損失を出した人の話を聞いたことはありませんか。

FX最大の特徴であるリバレッジは少ない資金で大きな利益を出すことができますが、同時に大きな損失になってしまう可能性もあるのです。

10万円の利益を出せるということは、予想と逆を行けば10万円の損失にもなるということです。

FXはリスクを自分でコントロールしないと、ハイリスクハイリターンの投資になってしまいます。 ところが人間は心理学的にお金のリスクコントロールがうまくできないようになっているのです。

わたしは大丈夫だと思うんだけど…

その③ 損失は大きく、利益は少なく

人は自分のことを自分でコントロールできていると思いがちです。

でも、本当にそうでしょうか?

自分の内側から湧き出る感情に支配されていませんか?

FXのトレードで重要なのは確率を重視した行動を最優先することです。

ですが、損失が発生した場合の悲観や悲しみ、利益を得た場合の楽観や喜びはこの確率の考え方を阻害します。

人間の感情

「儲かったから、多少損をしても大丈夫」とか「損してくやしいから、取り戻してやろう」とかの感情は確率的思考の邪魔にしかなりません。

また投資における有名な行動心理学でプロスペクト理論というものがあります。

これは人間が得をした喜びよりも、損をした悲しみの方が大きいというものです。

そのため損は大きく利は小さくなる、ある行動が発生してしまうのです。

FXは取引を始めたら、決済するまでは利益も損失も決定されません。

そのため、損失の悲しみから大きな損失ほど決済せずに様子見してしまうのです。

「もう少ししたら価格が戻ってくるかもしれない」と考えて損切できないのです。

損失金額を眺めながら、大きな損になるまで何もできなくなります。

逆に、少しでも得をするとすぐに利益を確定したくなります。

“今この決済ボタンを押したら1,000円儲かる”と思うと、ボタンを押したくて仕方なくなります。

そのほかにもサンクコスト効果やプライミング効果など、確率的行動ができない理由を行動心理学では多く語られています。

FXを攻略するためには、自分のルールで感情にとらわれず淡々とトレードする必要があるのです。

これが難しいのです。

多くのトレーダーは自分が守ると決めたルールを感情にかられて、あっさりと破ってしまいます。

確かに、感情のコントロールは難しいよね

その④ FXのあまりにもたくさんの取引スタイルがある

FXトレーダーとひとくくりにしていますが、様々なトレード方法があります。

取引スタイル

ファンダメンタル

経済動向などを見ながら、通貨の動きを予測します

テクニカル

主に通貨チャートを見ながら、その形をみて取引します

多くのトレーダーは両方の手法をバランスよく使います

取引時間軸による違い

スキャルピング

短期のチャートを見て、短期間に多くの取引を繰り返すトレード方法

デイトレード

中期のチャートを見て、ポジションはその日のうちに決済するトレード方法

スイングトレード

長期のチャートをみて、長期間ポジションを持ち続けるトレード方法

特に決まりはなく、デイとスイングの中間とか、スキャルピング寄りのデイトレードとか色々あります

トレード方法の違い

裁量トレード

自分の判断でトレードすること

自動売買

自動売買プログラム(EA)を選んで自動売買してもらうトレード方法

リピート系取引

あらかじめ決めた戦略に従い多数の予約注文をいれて、半自動で売買する方法

リピート系や売買プログラムを自動でできるサービスを提供するFX業者もあります。

また他にもバイナリーオプションやミラートレードなどのトレードもあります。

それぞれの取引方法の違いにより、必要な知識や攻略方法が全く違ってきます。

えむたは一通りの方法を試してみましたが、自分に合った方法を探すのには相当な時間が必要です。

自分のスタイルか―、よくわからないな

その⑤ 多くの経済的専門知識を必要とします

FXで根拠のあるトレードをするためには多くの知識が必要です。

各国の経済的特徴

カナダは資源国で石油の価格に経済が左右されやすいなど

各国の経済的連携  

オーストラリアは中国と経済的結びつきが強いなど

国債価格、株価や石油価格

株式や国債価格、石油価格、先物商品価格の変動も為替に影響します

世界的企業の決算結果

巨大企業の決算の結果で株価や為替が動きます

地政学リスク

災害や戦争などの影響で為替が変動します

経済指標の発表

注目されている世界の経済指標の発表で大きく為替が動きます

必要な経済的知識はまだまだあります。

さらに、経済的な要人の発言や、G7・オペックなどでの発言も抑えておく必要があるでしょう。

これだけの専門知識をそろえてもなお、為替の予測はうまくいきません。

これは、アメリカの著名な経済学者がFX投資で破産しているのをみればわかります。

経済的知識は必要ですが、それだけではFXでは勝てないのです。

経済の専門家でも勝てないの

その⑥ 取引時間によって動きが変わる

時間帯別説明チャート画面
出所 OANDA MetaTrader4画面

FXは月曜から金曜まで24時間休みなく取引されています。

しかし世界中ということは、国によって動きが活発になる時間帯が異なるのです。

たとえば、日本が経済活動を活発にする朝9:00にはアメリカニューヨークは夜の19:00です。

さらに、国によっては夏時間、冬時間が設定されているため、季節によって動くタイミングが少しずれます。

時間帯としては大まかに、アジア時間、欧州時間、ニューヨーク時間などがあります。

そのそれぞれでチャートの動きやすい時間帯があるのです。

そのため、トレード方法もその時間にあったやり方をしないといけません。

さらに日本の仲値の決定時間、ロンドンフィックス、オプションカットなど動きが加速する決まった時間帯があります。

また毎月月末やアメリカや中国の連休前後にも、特殊な動き方をする場合があります。

ロンドンフィックス?

その⑦ テクニカルトレーダーの迷い

チャートパターン画像
出所 OANDA MetaTrader画面

一般のトレーダーの多くは、経済の流れよりもFXのチャートの形をみてトレードする、テクニカルを重視したトレーダーが多いとおもいます。

チャートパターンによる動きの予測は多くの書籍やYoutube動画で語られています。

実際にチャートパターンの一部はアメリカのFRB(連邦準備銀行)でもその有効性が認められています。

ですから、多くのトレーダーが日々チャートをにらみつけて、勝てるパターンを探しているのです。

ですが、その有効的とされるチャートパターンは効果がある場合と、働かない場合があるのです。

この違いを見つけるのが難しいのです。

多くの初心者はチャートパターンからFXに入る人がいるのですが、自分のやり方がわからずに色々なチャートパターンを探しに行きます。

これを聖杯探しの旅というのですが、勝率100%の聖杯などありはしません。

55%~60%の勝率があれば十分ではないでしょうか?

しかし3~4連敗もすると“これは使えない”とあきらめて、また新しい聖杯を探しに行ってしまうのです。

また、経済の流れによっては手法の有効性が変わってきます。

去年、有効だった手法が今年も使えるとは限らないのです。

熟練したトレーダーは状況を読んで、手法を切り替えたり調整したりしているのです。

それじゃあ、何を信じたらいいの?

その⑧ 多くのトレーダーの注目するテーマに知る必要がある

FXを長年やっていると、トレーダーが注目しているテーマを探すようになります。

2022年からこちらのテーマはインフレと政策金利でした。

そのため、インフレ関連の経済指標や各国の金融政策が大きく注目されました。

これらに関しては、最近はSNSなどで情報発信されていますので、わかりやすくなりました。

ですが、このテーマは突然変化することがあるのです。

今までCPIの数値が上がったら金利を上げる方向に動くので、株価は下がりドルが買われるという流れがあっても、テーマが変わると急に逆の動きになることが多々あります。

風が吹くと桶屋が儲かる的な感じかしら

その⑨ 一般トレーダーの競う相手はプロの専門家である

FXにおけるトレードはゼロサムゲームです。

つまり、誰かが負けた分だけ誰かが得するというプラマイゼロの競争です。(実際はスプレッドなどがあるので、マイナス先行になります)

ですから、あなたがこのゲームに勝つには、誰かが負けた利益をぶんどる必要があるのです。

その相手とは他のトレーダーです。

素人同然の初心者トレーダーもいれば、百戦錬磨のプロのトレーダーもいます。

なにもわかっていない初心者プレイヤーは、瞬く間にプロトレーダーに喰われてしまいます。

機関投資家や銀行、米短期筋のトレーダーは資金力もあり情報網も組織力もあります。

その相手に負けないトレードをしないと、あなたは喰われる側になってしまうのです。

FX初心者の8割は1年の内に資金を溶かして、やめていくとされています。

(最近の統計では8割より減っているそうですが)

プロと戦うの!

その⑩ 偽物の勝ちトレーダー

SNSなどを見ていると、FXで大金を稼いで報告している人が多くいます。

そういった人をあこがれの目で見たことはありませんか?

ですが、偽物の勝ちトレーダーもたくさんいます。

勝ち報告も海外FX取引所経由のものが多いのですが、実際に勝っているトレーダーは税金の問題から国内のFX業者を使っています。

また海外の業者に口座開設を紹介すると、インセンティブがもらえるシステムを利用している偽トレーダーもよく見かけます。

大勝ちしたスクショなどで、注目を集めてブログや有料コミュニティーに誘導しているものが多々あります。

全部が全部偽物とはいいません。

実際に勝っているトレーダーも大勢います。

でも本当に勝っているトレーダーなら、そんなことして小銭を稼ぐ必要がありません。

自分の力で稼げばいいのですから。

確かにSNSには大金を稼ぐ人がいっぱいいるよね

誰が一番得をした?
ゴールドラッシュ画像

昔、アメリカのカリフォルニアでゴールドラッシュがありました。

金鉱を採掘して大金持ちになろうと、多くの人がつるはしを抱えて一攫千金の夢を見ました。

では、ゴールドラッシュでお金一番を稼いだ人は誰でしょう。

実は金鉱を掘り当てた人ではないのです。

お金を稼いだのは、つるはしを売ったり修理したりする人や丈夫な衣服を販売した人、そしてゴールドラッシュ以前から線路工事を行っていた鉄道会社です。

ちなみに丈夫な衣服を売っていた人の中にジーンズのリーバイスの創業者もいました。

FXに当てはめてみるとどうでしょう。

儲かっているのはFX業者やFXで儲けたいという夢を持っている人からお金を取ろうとしている人なのです。

そのため儲けるためには何が必要かを見極める必要があるのです。

なんだか、FXで勝てる気がしない

じゃあ、初心者は絶対に勝てないの?

そんなことは、ありません。

実力のある人なら、ほんの数年の努力で専業トレーダーになった方もいます。

ですがそのような人はほんの一握りです。

えむたもFX投資をはじめるまでは、FXで億万長者になる夢を見たことがあります。

最初はラッキーパンチで資金を5倍にすることができました。

しかし数か月後には、資金を全て失ってしまいました。

しかし、あきらめずにやり続けることで知識と経験を積み重ね、10年かけてやっと年間収支でプラスを達成したのです。

しかし、その時に感じたのは1億円を稼ぎ出す能力は自分にはないと言うことでした。

FXという高リスクの勝負で勝つためにはリスクコントロールつまり資金管理とルールを守るという自己規律が絶対に必要です。

いまは、FXの利回り目標を20%に設定して頑張っています。

少し希望が見えてきたよ

ここまで見て、まだFXにチャレンジしてみたいのなら

この文章を読んでいる方はFXという投資がどれだけ難しいか、わかってもらえたのではないでしょうか。

それでもなおチャレンジしたい気持ちを持っている方は、初心者向けのFXトレードを試してみてはどうでしょうか?

これまでに大金を稼ぐ夢を見て取り組んできた人たちは、様々なFXのトレード方法を開発してきました。

その1つにFXのリピート系取引があります。

リピート系取引はFXの取引手法の1つですが、わりと初心者に向いている取引方法だと言われています。

ある程度の知識は必要ですが、戦略に合わせて予約注文を入れるだけなので、感情に振り回される心配がなく誰でも始めることができます。

戦略を立てる際にどの程度のリスクをとるか、検討できることもできます。

戦略自体はリスクと資金量に合わせて、かなり公表されています。

リスクコントロールしていると言っても、予定外の動きで元本を全て失う危険性がなくなった訳ではありません。

えむたもリピート取引をしていますが、昨年の利回りは40%でした。

興味のある方はやり方と実績を公表しているので、参考にしてください。

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