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【暗号資産】イーサリアム(ETH)投資は儲かるのか?その仕組みと始め方

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暗号資産イーサリアム(ETH)は投資対象としては非常に魅力的です。

将来性を期待されるイーサリアムですが、投資の対象としては儲ける事ができるのでしょうか?

仮想通貨の投資なんか危なくないの?

他の仮想通貨と何が違うの?

暗号資産(仮想通貨)は大きな損をした人もいるし怖いと言ったイメージの方も多いと思います。

しかしイーサリアムはこれから始まるメタバースなどのWEB3.0 の時代にはなくてはならないものです。

まずはイーサリアムが仕組みや将来性を確認し、投資のリスクやリターンをきちんと理解する事から始めましょう。

きっとイーサリアムの持つ可能性に投資をしたくなると思います。

目次

【暗号資産】イーサリアム(ETH)とは何か?

what is ethereum?

イーサリアム(ETH)とは時価総額がビットコイン(BTC)に次いで第2位の暗号資産です。

しかし同じ暗号資産ですが、ビットコインとは全く異なる考え方でできています。

イーサリアム(ETH)の特徴

イーサリアムとは通貨としての機能(ETH)以外に、主に2つの新しい働きを持っています。

スマートコントラクト

これは契約(コントラクト)を自動で実行する仕組みの事です。

例えば売買契約を結ぶときに仲介者や企業などを挟まず、当人同士で直接契約することができるのです。

スマートコントラクトはよく自動販売機を例に説明されます。

smart contract image

スマートコントラクトは設定した条件が満たされると契約が実行されます。

このメリットは仲介者や企業に支払っていた手数料がいらなくなり、手続きに必要な時間が短縮できます。

NFT(ノンファンジブル・トークン)を生み出せる

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NFTは最近よく聞くようになりました。

NFTアートとか、NFTゲームとか。

イーサリアムはNFTを生み出すことができます。

つまり絵やゲームアイテムに“これは世界に一つしかないの存在ですよ”という価値を与える事ができるのです。

これにより、今までコピーすればいくらでも複製できたデジタルデータをNFTにすることで、替えが効かない価値を持たせることができるようになったのです。

NFTアートが話題になり始めた2021年に当時日本の小学3年生になった男の子が夏休みの宿題にNFTアートを作成しました。

当時はちょうどNFTが盛り上がりかけた時期でもあり、転売が続いた48枚の作品は取引高で380万円まで上昇、売り上げは80万円になったそうです。

ビットコイン(BTC)との違い

ビットコインはブロックチェーン技術をもとに通貨として設計された仮想通貨です。

そのため、送金と決済がビットコインの主な機能になります。

ビットコインは数字のデータを扱うだけだったのですが、イーサリアムはそこに文字のデータを入れられるようにしたのです。

このことにより、スマートコントラクトとNFTの作成という機能を手に入れました。

イーサリアムは現在、通貨としての価値(ETH)とWEB3.0 で展開する様々なプロジェクトの基盤(プラットフォーム)として活躍しています。

例えば、今話題になっている秋元康さんプロデュースのNIDT(ニッポン・アイドル・トークン)などもイーサリアムを基盤として作られています。

イーサリアムの弱点

すごい勢いで拡大しているイーサリアムにも弱点があります。

それは、一気に拡大しすぎたために取引スピードが要求に追いつかなくなり、手数料が高騰しているのです。

イーサリアムキラーの出現

イーサリアムの取引スピードの低下や手数料の増加を見て、それを解決した新しい仮想通貨が現れ始めました。

ソラナ、アバランチ、カルダノ、ポルカドットなどイーサリアムキラーと呼ばれる仮想通貨です。

イーサリアムとソラナの処理速度の違いを見てみましょう。

取引スピードガス代(手数料)
ソラナ50,000TPS平均0.0000014ドル
イーサリアム30TPS平均0.09ドル
2022年時点のデータを元にしています

差があると言っても圧倒的に違いますね。

ちなみにVISAの取引スピードは65,000TPS程度になるそうです。

イーサリアムの将来性

このままイーサリアムはキラーたちに切り変わってしまうのでしょうか?

そんなことはありません、イーサリアムは現在イーサリアム2.0にバージョンアップを実行している最中です。

アップデートが完了すれば、その取引スピードは6,000倍以上にもなると言われています。

30TPSだった取引スピードが100,000TPSまで引き上げられます。

これにより、高騰していたガス代(手数料)も大幅に引き下げられることになります。

ではいつアップデートされるかですが、実はもう実施されています。

しかし、取引スピードを上げるためにはシャーディングという作業が必要なのです。

シャーディングは次回のアップデートであるサージ(surge)で2023年中、つまり今年行われる予定です。

イーサリアムの投資する理由

investment ethereum

イーサリアムのどんなものか理解したら、投資に値するかその価値を見ていきましょう。

NFT市場の拡大

NFTゲーム、NFTアートの市場は年々拡大しており、2022年には全世界で376億ドルの規模になりました。

また2027年には、その3.3倍にあたる1,256億ドルに達すると予測されています。

あの小売大手のAmazonもNFTマーケート参入をうわさされています。

時期は早ければ2023年の4月で、通貨はアバランチがベースになるということですが、はっきりとはしていません。

取引に使われる仮想通貨はマーケットごとに違いますが、現在はイーサリアムが決済通貨に指定されているアイテムが多いようです。

その他にもソラナやポリゴンと言った決済通貨が人気になっています。

Defi市場の拡大

Defiとはブロックチェーン技術を使った新しい金融サービスです。

イーサリアムの特徴である、スマートコントラクトを金融に応用した技術で、銀行などの仲介や取次なしで、利用者同士で直接お金のやり取りをします。

これにより仲介や取次に必要な手数用がなくなり、取引スピードも飛躍的にあがるといった効果があります。

日本の銀行でステーブルコインが次々とローンチ予定

国内では、2016年に三菱UFJ銀行が日本円に紐づけしたステーブルコインの実証実験を始めています。

2023年にはメガバンクのみでなく、地銀も次々と独自のステーブルコインのローンチを予定しています。

これらのステーブルコインは暗号資産ではないと定義され、提供者が倒産しても確実に換金可能で、取引による課税対象にもなりません。

その特徴のひとつとして、ステーブルコインであらゆるデジタル資産の取引決済ができるというものがあります。

これが可能になれば、仮想通貨の利用方法は一気に拡大していきます。

現在実証実験が進んでいるステーブルコインプラットフォームのひとつであるJapan Open Chainはイーサリアムとの完全互換を目指しており、WEB3.0 関連ビジネスの拡大に向け、イーサリアムの需要はますます高まりそうです。

WEB3.0市場の拡大

メタバースを中心とするWEB3.0のプラットフォームが普及してくると、全世界のプロジェクトやイベントに様々な国の人々が参加してくるようになります。

国を超えての交流で、金銭のやり取りも今後増加していくでしょう。

その時に使用される通貨は何でしょうか?

ドルや元などの為替もあるでしょうが、国の垣根のない暗号資産が用いられる可能性が高いと思います。

NFTの購入やDefiの利用など、仮想通貨はすでに流通を始めていますので、WEB3.0の本格的な普及とともに、暗号資産の需要はまだ伸び続けると予想されます。

イーサリアムの下落リスク

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イーサリアムの将来性がわかりましたが、当然下落のリスクもあります。

暗号資産で大損をした人の話は聞いたことがあると思います。

暗号資産はボラティリティー(価格変動)が大きく、買った価格の数十倍になる時もあれば、一瞬で暴落してしまう時もあります。

今までの下落の主な原因を見ていきましょう。

  • ハッキングによる仮想通貨の被害のニュース
  • 暗号資産の規制法案や管理の強化の報道
  • コロナショックなどの経済不況による金融資産の価値の低下
  • 金融引き締めや金融不安による、リスク資産の売却

最近特に問題視されているのは、暗号資産の規制法案です。

アメリカでも暗号資産は商品か証券かでもめています。

これまでは商品だという流れができかけていましたが、FTXという大手暗号資産取引所の経営破綻でまた問題が再燃しています。

もしも暗号資産が証券であるという判断がくだれば、様々な規制により暗号資産は下落することになりそうです。

また暗号資産はリスク資産という考え方も多く、好景気に買われ、不景気に売られる傾向にあります。

今後の景気動向によっても、まだまだ大きく上昇したり、下落したりを繰り返す可能性が高いです。

暗号資産やブロックチェーンなどの技術はまだまだ新しい分野です。

成熟するまでには相当な議論と時間がかかります。

イーサリアムのチャート分析

Meta Trader チャート画面

イーサリアムは2021年初頭から大きく上昇し2021年11月をピークに下落を開始しました。

2022年の6月に下落は底を打ち、今は1,080ドルから2,030ドルの間で推移しています。

今年に入ってから上昇気味ですが、チャートの節目としては、現在のレンジ上限2,030ドルを大きく上抜けてくるまでは上昇トレンドに乗るとは言えないでしょう。

逆に上抜けできずに1,030ドルを下抜けると、まだ一段の下落が予想されます。

2023年に入ってからの上昇で、上へ向かう形が出来ていますので、今後は2,000ドル(約260,000円)を目指す動きを予想します。

イーサリアムの投資

投資のやり方

イーサリアムへの投資は単純です。

基本は取引所で買って、持っておくだけのBUY&HOLD作戦です。

値上がりすると読んでいるのですから無理のない範囲で買い、余裕資金ができたら買い増すだけです。

この時必ず余裕資金でイーサリアムの現物を購入して、リバレッジ(倍率)はかけないでおきましょう。

ドルコスト平均法というやり方をするのであれば、積み立てのように毎月1万円分のイーサリアムを買うと言ったやり方もあります。

下落リスクがある限り「イーサリアムに全力投資!」などと考えてはいけません。

長期保有を目的としているので、一部のイーサリアムはDeFiのレンディングサービスなどに貸し出して、利息をつける事で増やすこともできます。

レンディングサービスに興味がある方はこちらの記事をどうぞ

お勧めの仮想通貨取引所

購入する取引所はえむたDMM Bitcoinがお勧めです。

実は暗号資産取引にはスプレッド(売りと買いの差額)という手数料がかかるのですが、FXなどと比較してかなり高額です。

DMM BitcoinにはBitMatchという手数料を安くする購入方法があります。

現在イーサリアムのBitMatchの手数料は1ETHあたりで2,600円になります。

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まとめ

これからやってくるWEB3.0の時代に、価値を交換するツールとしてイーサリアムの重要性がわかってもらえたと思います。

逆に円の価値については、人口減少やインフレなどで知らず知らずに下落していっています。

資産の一部をイーサリアムとして持っておくと言った選択もあるのではないかと思います。

当然リスクもありますが、余裕資金数千円からでもイーサリアムの保有を始めてみませんか?

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