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クラウドバンクで支払う税金って何?確定申告は必要なの?

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ソーシャルレンディング(クラウドファンディングの融資タイプ)で大人気のクラウドバンク!

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すでにクラウドバンクで運用を始めた方も多いと思います。

しかし、クラウドバンクを運用されている方は分配金が入金されるときに減額されているのを見たことがあると思います。

分配金が11,375円が口座に入金されましたが…

あれ?もらった分配金は14,270円のはずです。

2,895円はどこに行ったのでしょうか?

これ実は税金を徴収されているのです。

ここではクラウドバンクで支払う税金について説明したいと思います。

税金ってかかるんだ

目次

クラウドバンクで必要な税金とは

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クラウドバンクなどのソーシャルレンディングサービスでは定期的に分配金が支給されます。

この分配金には税金がかかるのです

分配金が配布される時にクラウドバンクで税金を引いた金額が送金されます。

そのため、分配金の額より送金される金額が少なくなっているのです。

このような仕組みのことを源泉徴収と言います。

会社勤めの方が、給料をもらった時にすでに税金が引かれていますよね。

それと同じです。

つまり、受け取った時にすでに税金は支払われています。

確かに、もらった給料は自動的に税金が引かれてますね

どのくらい税金を引かれるの?

ソーシャルレンディングサービスでの配当金には20%の所得税と2.1%の復興特別所得税の合わせて20.42%の税金がかかります。

先ほど14,270円の分配金に対して11,375円の入金がありましたので、約20%支払われています。

もし利回り5.8%のファンドに投資している場合は税引きの利回りは4.615%になります。

そうか、税金を払った金額で利回りを計算しないといけないわね

クラウドバンクの分配金は確定申告する必要がある?

クラウドバンクの分配金での収益は雑所得として分類されます。

クラウドバンクではすでに源泉徴収として所得税が引かれていますが、一定の金額を超えると確定申告をする必要があります。

サラリーマンの場合は、雑所得の合計が年間20万円以下の場合は、確定申告をする必要はありません。

雑所得とは

以下のような収入の場合は雑所得に分類されます

①年金収入

②副業による収入

③FXなどでの収入

④クラウドファンディングなどでの収入

ちなみに専業主婦の場合は、雑所得の合計が年間48万円以下は、確定申告をする必要はありません。

ちなみに同じ雑所得でもFXや株式の利益などとは、分類が違うため損益通算はできなくなっています。(海外取引所のFXや暗号資産の利益は雑所得の総合課税なので損益通算できます)

20万円以下なら大丈夫なんだ

確定申告で支払う税金はいくらなの?

分配金の合計が年間20万円を超えると、確定申告をして税金を納める必要があります。

クラウドバンクの雑所得は総合課税方式に分類されます。

(ちなみに国内取引所のFXなどの所得は雑所得の申告分離課税に

これは、受け取った全ての年間収入(給与所得を含める)を合算した金額により、支払う所得税が決まる仕組みです。

年間収入に対する税率と控除額
課税対象所得税率控除額
195万円未満5%0円
~330万円未満10%97,500円
~695万円未満20%427,500円
~900万円未満23%636,000円
~1800万円未満33%1,536,000円
~4000万円未満40%2,796,000円
4000万円超45%4,796,000円
2023年7月時点

しかし、分配金は源泉徴収ですでに20%の所得税を支払っています。

そのため実際に所得税で払う必要があるのは、源泉徴収分を差し引いた金額になります。

もし、所得税率が20%以下の場合は逆に、払いすぎた分が戻ってきます。

つまり、確定申告は税金の過不足を調整する作業になります。

注意が必要なのは源泉徴収の内訳には、住民税は含まれません。

20万円以下であっても、住民税に利益の申告をする必要があります。

所得が多いと税金も高いのね

まとめ

クラウドバンクで支払う税金は、ほぼ自動で支払われるため所得がかなり多い人以外はあまり心配しなくてもよさそうです。

ですが苦労して稼いだお金を税金で持っていかれるのは、少々くやしいですね。

税金の支払いを含めて、投資でどれくらい稼げるのかをきちんと管理しておきましょう。

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